焼きそばの作り方のコツ 失敗しない簡単手軽なレシピ

焼きそばは難しい?

 焼きそばは日本人にとってメジャーな食べ物ですね。でも、いざ作るとなると腰が引けてしまう方も多いのでは?焼きそばを作ろうとして、フライパンを焦げ付かせてしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。また、麺が上手くほぐれなくて、パサパサの焼きそばになってしまった方もいらっしゃるでしょう。味付けにいろいろと入れたら、逆に味が濃くなって食べられなくなってしまうとか、麺がどうしても脂っぽくなってしまうとか、水っぽくなってしまうとか、焼きそばは実は、作るのがそれなりに難しい食べ物なのです。

このように、焦げ付かない加工がしてあるフライパンがおすすめです。焼きそばやチャーハンがとてもおいしくできますので、揃えておくといいですよ。

作り込み

 私は何度か作り込みをすることで、焼きそばをそれなりに作る方法を確立しました。これはあくまでも夫婦二人暮らしの我が家のレシピです。参考になれば幸いです。

担当制

 我が家では、やきそばを作る際に担当制を敷いています。何の担当かと言うと、フライパン周りの調理全般を私が行い、それ以外の買い物、冷蔵庫からの準備などを妻が行います。私は炒めるだけなので、調理に集中できます。

大事なこと

 やきそばを上手に作るにあたって、調理器具、フライパンがとても重要です。フライパンはどのような物をお使いですか?おすすめは、焦げ付かない加工がしてある、軽い物が、焼きそばには向いています。あまり価格は関係ありません。とにかく、加工がしてあり、焦げ付かないタイプのフライパンを使うと、上手に作ることができます。

準備

 大人二人、夫婦での量です。
 1)やきそば三袋入り、スーパーで売っているやつ 2)豚の細切れ肉、切り落とし100g 3)刻み野菜のパック 油少々

 焼きそばはスーパーで売っている三袋入りのものを二人で食べています。肉は、妻が焼きそば用に、スーパーで小分けになっている豚の切り落としをいつも買ってきます。100gはかなり小さなパックで、120円程度で買えます。刻み野菜のパックは、もやしを中心に、いろいろな料理に使えるように、パックされている野菜パックです。スーパーで売っています。当初私はこの手の商品に抵抗がありましたが、使ってみるとかなり便利です。もやし、キャベツ、にんじん、などが入っていますが、これらを別々に購入すると、かなりお金がかかってしまいますし、最終的には腐らせて、ゴミを出すことになりますので、これは今の時代に合っているのかもしれません。油は普通に販売されている油を使っています。特にこだわりはありません。


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肉を炒める

 フライパンを中火で熱し、小さじ1の油を入れ、豚肉を炒めます。完全に火が通るか、通らないか位の所まで炒めます。

野菜を入れる

 そのままフライパンに、野菜パックを入れます。入れるだけです。野菜から水分が出るので、その水分を利用します。

すぐに麺を入れる

 野菜を入れたら、同時に麺3パックを投入します。これが私の編み出した技です。野菜は生でも食べられますし、野菜はフライパンの熱で最終的には蒸し焼きのような状態になりますので、ここでは敢えて炒めません。

中火で待つ

 火加減は中火で、そのまま待ちます。当初麺が固いので心配になりますが、野菜から出てくる湯気とフライパンの熱が伝わり、必ず崩れてきます。私はかつて、ここで水を入れていましたが、水を入れると仕上がりが水っぽくなって美味しくありません。野菜から出る水分で蒸し焼きにするイメージで、待って下さい。

麺がほぐれてくる

 途中、箸で麺を裏返したりしながら、様子を見ます。次第に湯気と熱が入り、必ず麺はほぐれます。そうしたら、麺を一通りほぐします。火加減は中火のままです。強くしてしまうと、はじめに炒めた肉が焦げます。

味付け

 麺が一通りほぐれた時点で、焼きそばに入っている味付け用の粉を一袋だけ入れます。はじめに一袋だけ入れるのが、私流です。一袋入れた後、菜箸で全体をかき混ぜ、色が全体に茶色くなるまで炒めます。一度全体に色が付いたら、次に二袋目を入れます。少し炒めて、最終的に三袋目まで入れ、全体に馴染ませます。

最後に強火で水分を飛ばす

 最後だけ、強火にして水分を飛ばします。強火は焦げ付きやすいので、箸で全体をかき混ぜながら、水分を飛ばすイメージでかき混ぜます。フライパンを振ることが出来る方は、ここでフライパンの振りも併用して下さい。味付け用の粉が均等に混じり、ある程度水分が飛んだらできあがりです。私は状況に応じて、30秒-1分程度、強火で水分を飛ばすようにしています。

コツ

 コツは四つあります。一つは、焦げ付かない加工がしてあるフライパンを使うことです。我が家では28センチのフライパンを使っています。イオンの特売でカミサンが買ってきた物です。特にこだわる必要はありませんが、フライパンは消耗品と考えて、くっつくようになったら取り換えるといいでしょう。二つ目は野菜をはじめに炒めないことです。水を入れる代わりに、野菜から出る水分、熱蒸気を、麺のほぐし、加熱に使います。三つ目は、一気に味付けをしないこと、四つ目は、最後に強火にして水分を飛ばすことです。このようにして作ることで、我が家ではやきそばの失敗がなくなりました。実は今日も作りましたが、無事に美味しいやきそばが出来ました。お好みに応じて、目玉焼きを上に乗せたり、紅ショウガを添えたりして、お召し上がり下さい。ちなみに紅ショウガは、あまり日持ちしないと、カミサンが言っていましたので、ご注意下さい。


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